私たちの身近で暮らす猫たちは、ときに静かに眠り、ときに気ままに遊び、またあるときは思いがけない小さないたずらを残していきます。
その姿には、思わず微笑んでしまうような愛らしさとユーモアがあります。
本展では、水彩の淡い色彩とやわらかな筆致を用い、猫たちの日常のささやかな瞬間を描いています。
やわらかくにじむ色彩と画面に残された余白は、猫がいる空間の静かな空気と、ゆっくりと流れる時間の気配をそっと映し出します。
丸くなって眠る姿や、伸びをする瞬間、花や葉に触れる小さな仕草。
そんな何気ないひとときの中に、ふとした幸福を感じることがあります。
本展を通して、作品をご覧になる方々が、日常の中にある静かで温かな時間を改めて感じていただけましたら幸いです






